竹井佑介さんが主宰されていた陽明学の勉強会に参加させていただきました
こんにちは!
東京も桜が開花し始めました。
いよいよ春の到来ですね。
春はとてもうきうきします。
一番好きな季節です。
さて、先日福岡で開催された陽明学の勉強会に参加をさせていただきました。
その主催者が、たびたびこのブログでも取り上げさせていただいている、BIG ISSUEのスポンサー様でもある竹井佑介さんでした。
この陽明学。
恥ずかしながら正直全くなんのことかさっぱりわかっていませんでした。
竹井佑介さんにお会い出来るなら参加したいなくらいの感覚でした。
そして、竹井さんのような方はどのようなことを学ばれているのかも知りたかったからです。
参加して感じた結果から申し上げますと、大変興味深く面白く、もっと学びたいと心から思うような内容でした。
孔子や孟子の思想から始まり、儒学の教え、そして崇高な魂をもたれた方々に脈々と受け継がれ、幕末の志士である吉田松陰先生やその生徒さんらにもその教えが受け継がれているとのこと。
陽明学の教えにある、学ぶこと、生きることは心を磨くこと。魂を輝かせること。
これは陽明学を知る前から自然と思っていたことだったので、これが体系化された学問として存在していることに驚き、そしてとても嬉しく思いました。
この勉強会の中で竹井さんがおっしゃっていたことがとても印象に残っているので最後にご紹介をさせていただきます。
参加者の方から、人は性善説と言うけれども私は完全に性悪説だと思います。
との話しが出た時に、竹井さんは
「人類はまだまだ完成されていない。進化、発展の途中なのです。」
とおっしゃっておりました。
だからこそ、私たちは神様が喜ぶような行いをし、それを伝え続けて、少しでも良い方向に進み、完成へと近づけることがとても大切だなと感じました。
近年、日本では「徳」が徐々に失われて来ているようです。
徳が無くなってしまうと、その地域、国には大打撃が訪れることを歴史が証明しています。
学校教育の中で、真の徳を教える機会はほとんどありません。
道徳の授業も先生の思考次第で変わり、それを押し付けられているような気がします。
現在の日本は先人達の徳の貯金でなんとかかろうじてやって来れているのではないかと竹井さんがおっしゃっておりました。
私たちの世代で徳の貯金を食いつぶしてしまうのではなく、しっかりと資産という形で子孫にも残して行けるよう、日々意識を高く持ち、行動を重ねて行きたい所です。